どうもまたざ(@mata011z)です。
「断捨離」を初めてから1ヶ月が経ちました。最初の頃比べると、要らない物を捨てることがだんだんと少なくなってきた感じです。
しかし物がたくさんあると、いったいどこから手をつけていいか、迷いますよね。本屋に行くと「片付け」本が溢れているし、どうしたらいいのか途方にくれてしまうかもしれません。
ですが「断捨離」は、ルーツを知っていて基本的なやり方さえ押さえていれば、ごく簡単な「片付け術」です。
ちょうど部屋もスッキリしてきたので、自分の実体験と合わせて「断捨離」の意味と行法それに効果について書き出してみました。
目次
断捨離
もともと「断捨離」とはヨガの行法がルーツで、心の執着を手放すための行法哲学(断行・捨行・離行)からきているものです。それを、やましたひでこさんが「片付け術」として確立していきました。
- 断行 入ってくる物を断つこと
- 捨行 家にずっとある物を捨てること
- 離行 物に対する執着心から離れること
さらに日本人の心の中には、物を捨てること自体が「もったいない」という言葉が刷り込まれています。とてもいい言葉ですが、裏を返せば「いつまでも不要な物を溜め込んでいる=汚れた空気が漂ったまま」の状態なので、不調和な生活が続いてしまいます。
この意識を改革して、再び生活に調和をもたらそうというのが「断捨離」というわけです。
実録 断捨離
「断捨離」の意味を理解したところで、マガジンハウスから出版された「見て分かる、断捨離 決定版」を読みながら、自分なりに考えて「断捨離」をしてみました。
「捨行」は分けるから
物を手放すためには、まず仕分けをしなくてはいけません。
しかし部屋の中にある、全て物を分けようとすると、情報量がとても多くなって、脳がパンクしてしまうので、小さなカテゴリーを決めて行うのががオススメです。
例えば、カテゴリーを洋服と決めます。
次にタンスやクローゼットにある洋服を全部集めます。そして留めておく物と手放す物と分けます。分け方は非常にシンプルにしました。
今の自分が使っている物 か 今の自分が使っていない物
これだけです。
理由は「今」の自分が使っている物は、「今」の自分の生活にあっている物でした。対して「今」の自分が使っていない物は、「今」の自分にあっていない物だと感じたからです。
「見て分かる、断捨離 決定版」に書いてあったのですが、「あの頃は良かった」という過去への執着や、「いつか使うかもしれない」という未来への不安があったり、「忙しくて面倒くさい」という現実の逃避が重なってしまい、「今」を見れなくなって、物が増え片付けられなくなってしまうそうです。
すごく納得しました。
「今」使っていない物って、使う機会って訪れません。いざとなれば、その時に用意すればいいだけです。
「捨行」で迷ったものは一旦保留
「断捨離」をしていて困るのが「迷った物」が出たときです。
そんな時はルールを決めて、ある一定の期間置いておきましょう。
自分は30日間置いておくルールを設定しました。30日たって「今の自分が使っている物 か 今の自分が使っていない物」の尺度で物を見て、再び捨てるか判断します。
そもそも断捨離は一生涯続けるものです。最初は量が多いから大変ですし、長いと思うかもしれませんが、途中から自然とできるようになるので大丈夫です。
2回目の方が意外と簡単に手放すことができます。
「捨てる」ではなく「譲る」「売る」と考える
片付けを挫折させないための重要なポイントとして、「捨行」で断ち切った要らない物は、早く家の外から出しておいたほうがいいです。
理由は、目の前に物があるほど「もったいない」と思ってしまったり、家族が元の場所に戻してしまう可能性があるからです。
もし「捨てる」行為自体で迷いが生じる場合は、フリマアプリやリサイクルショップを活用した「譲る」「売る」などの選択肢を与えてみましょう。
自分が不要だと思った物でも、他の人が必要としているかも知れません。ゴミにするのは最後の選択肢です。
手に入れる物について
「捨行」と「離行」を繰り返し行っていくうちに、物に対する考え方が変わっていくようになります。
前までは「これ良いなぁ」「面白い」「割引があって安い」みたいな、その時の感情で判断して買っていたのが、「今」の自分にとって本当に必要な物を考えて買うようになりました。
- 本当に欲しいか、一度立ち止まる
- 迷うなら買わない
- 期間限定や何%割引などの言葉の付加価値で判断しない
今ではこのルールをもとに物を買っています。それは「断捨離」を通じて、感情が先で買った物ほど、部屋の片隅でずっと放置されていることが分かったからでした。
手に入れようとする物に対しては、しっかりと自分にルールを課していくことが大事です。
効果
部屋が片付く
「断捨離」は「無駄な物を買わない。使わない物は捨てる。物に対する執着を持たない。」がルールになっています。無駄な物や使わない物が殆どなくなったことによって、部屋の整理整頓が楽になりました。
しかも、物が減り大型家具を使うことがなくなったため処分をしたところ、6畳ほどの部屋にも関わらず、広く感じるようになりました。
前向きになる
断捨離をして行くと、必要な物だけが残っていきました。部屋に残った物は好きなことに使っていた物です。
自分はロードバイクとブログ執筆でした。
好きな物を使って、好きなことができるようになると、前向きな気持ちになり、幸せになれます。
お金が貯まる
「断捨離」によって「無駄な買い物をやめる」ことができるようになりました。何故なら、必要最小限の物だけを購入するようになるからです。結果、断捨離する前のときよりも支出が減りました。
自由な時間が増える
部屋に「物」が少なくなり、収納家具も減らしたおかけで、片付けや探し物をする時間が少なくなりました。ショッピングセンターに行く回数も減ります。結果、自由な時間が増えて大好きな趣味を楽しんだり、仲のいい友達と遊んだりしています。
暮らしを楽しむ
まず「断捨離」をすると「心」が豊かになりました。
それは不要な物を捨てて「物に対する執着心から離れること」ができるようにより、知らず知らずに受けていた、物に対する余計なストレスや負担が減ったからです。
更に「断捨離」を進めていくと、自然と自分の暮らしが楽しめるようになりました。理由は「物」の管理ができるようになったと同時に、「自己管理」も出来るようになったからです。
驚いたことに、実家に戻ってきてから全く行っていなかった炊飯をするようになったことです。
炊飯を通して「自炊=贅沢な時間」と思えるようになり、「暮らしを楽しむ」ことができるようになりました。
感想・まとめ
「断捨離」を通して「今」の自分にとって、本当に必要な物とは何かを選び抜く力を養うことができました。
無駄な物を買わない。使わない物は捨てる。物に対する執着を持たない。
このサイクルができれば、背負っている重荷から解放され、身軽で快適な生活ができるようになります。
1日、1ヶ所、15分ほど時間をかけてでもいいので、「少しずつ、コツコツと」続けることが、成功への近道です。