どうも、またざ(@mata011z)です。
モバイルバッテリーと充電ケーブルの断捨離をしてから、iPhoneやiPadを充電するときは充電用プラグが搭載されているAnker(アンカー)のPowerCore Fusion 5000を購入して使っていました。詳しくは…「Anker PowerCore Fusion 5000」を購入。その後モバイルバッテリー、充電器、充電ケーブルを断捨離しました。
そんなPowerCore Fusion 5000も購入してから2年が経過したため、モバイルバッテリーとしてのバッテリーが弱ってきて、明らかに持ちも悪くなりました。
大容量のモバイルバッテリーに買い替えようと検討はしたのですが、充電器とモバイルバッテリーが搭載されているPowerCore Fusion 5000の使い勝手がとても良かったので、後継機の PowerCore III Fusion 5000にしました。
先に感想をお伝えすると、充電用プラグ一体型のモバイルバッテリーの利便性と、最大出力18Wの急速充電によってiPhoneやiPadをより早く充電することができるようになり、大満足です。
そこで今回は Anker(アンカー)のPowerCore III Fusion 5000についてご紹介します。
目次
Anker(アンカー)のPowerCore III Fusion 5000について

大きな電力供給を行うことができるUSB Power Delivery(USB PD)を搭載しつつ、モバイルバッテリーとUSB急速充電器の両方使うことができるAnker(アンカー)の製品です。
モバイルバッテリーとしてのバッテリー容量は4850mAh、出力はUSB-AポートとUSB-Cポートの2つあります。ちなみにケーブルは付属していないので別途購入する必要があります。
色はホワイトのみです。
開封

パッケージはANKERのロゴが入った白い縦長の箱です。

裏面には製品説明などが英語で書かれています。

中身はPowerCore III Fusion 5000本体、トラベルポーチ、取扱説明書及び保証書が入っています。
保証期間は18ヶ月ですが、Anker会員に登録すると6ヶ月伸ばすことができるようになります。
外観

製品サイズは約78×71.5×30mm、重量は約176gとかなり軽量、表面はツルッとした光沢な造りになっています。

側面には外周にLEDインジケーターが付いている電源ボタンに加え、USB-CポートとUSB-Aポートがあります。
LEDインジケーターは点灯する数によって、バッテリーの残量が分かるようになっています。
LED1個 | 0〜25% |
LED2個 | 26〜50% |
LED3個 | 51〜75% |
LED4個 | 76〜100% |

モバイルバッテリーの充電や充電器として使用するためのプラグは、スイング式になっており必要に応じて出し入れすることが可能です。

底面にはUSB-CもしくはUSB-Aのポートを使用した時の出力や、PSEマークなどが書かれています。
PowerCore Fusion 5000との比較

PowerCore III Fusion 5000 | PowerCore Fusion 5000 | |
---|---|---|
サイズ | 約78 x 71.5 x 30mm | 約72 x 70 x 31 mm |
重量 | 約176g | 約189g |
バッテリー | 4850mAh | 5000mAh |
出力ポート | USB-A、USB-C | USB-A×2 |
LEDインジケータ | LED4個 | LED3個 |
PowerCore III Fusion 5000は前モデルのPowerCore Fusion 5000と比べると、サイズは大きくなりましたが重量は軽くなりました。
しかしながらバッテリー容量は150mAhほど少なくなっています。
出力ポートは前モデルと同じように2ポート備えているので、2つの製品を同時に充電することができます。
PD対応のUSB-CケーブルでiPad Pro 11(第2世代)を充電

PowerCore Ⅲ Fusion 5000はUSB Power Delivery(USB PD) を搭載しているということで、一緒にPD対応のPowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブルを購入しました。
これをPowerCore III Fusion 5000とiPad Pro 11(第2世代)に接続して、 充電器とモバイルバッテリーそれぞれ30分間でどのくらい充電できるかを試してみました。
充電する前のバッテリー残量 | 充電した後のバッテリー残量 | |
---|---|---|
充電器として利用 | 40% | 64% |
モバイルバッテリーとして利用 | 64% | 88% |
iPad Pro 11(第2世代)は約8,000mAhのバッテリーを搭載しているので、この結果から充電器もしくはモバイルバッテリーとして使ったとすると、約24%つまり単純に計算すると約1,920mAhのバッテリーを30分で急速充電することができます。
USB-C – LightningケーブルでiPhone XSを充電

次にアップル(Apple)のUSB-C – LightningケーブルをPowerCore III Fusion 5000とiPhone XSに接続して、 充電器とモバイルバッテリーそれぞれ30分間でどのくらい充電できるかを試してみました。
充電する前のバッテリー残量 | 充電した後のバッテリー残量 | |
---|---|---|
充電器として利用 | 47% | 78% |
モバイルバッテリーとして利用 | 46% | 76% |
iPhone XSは約2,658mAhのバッテリーを搭載しているので、この結果から充電器もしくはモバイルバッテリーとして使ったとすると、約30%つまり単純に計算すると約800mAhのバッテリーを30分で急速充電することができます。
バッテリー充電時間

PowerCore Ⅲ Fusion 5000のバッテリーは充電用タップをコンセントに挿して充電します。
充電時間は約2時間40分です。
USB PD対応のUSB-Cは出力専用のため、本体の充電には使えないのが勿体無いところですが、約2時間40分でiPhone XSのバッテリー2回分を蓄えることができると考えればいいですね。
同時充電は不可
PowerCore Ⅲ Fusion 5000はUSBで接続したiPhoneなどのデバイスの充電を優先します。そして接続したデバイスの充電が完了した後に本体のバッテリーを開始します。
つまりデバイスの充電と本体のバッテリーの同時充電は不可というわけです。
ここは前モデルのPowerCore Fusion 5000も同じ仕組みだったので、改良されなかったことに少し残念だと感じました。
感想・まとめ
充電用プラグ一体型のモバイルバッテリーの利便性と、最大出力18Wの急速充電によって高速に充電をすることができるAnkerのPowerCore Ⅲ Fusion 5000。
改善点はありますが、前モデルのPowerCore Fusion 5000と同様利便性と携帯性にとんだコンパクトな充電用プラグ一体型のモバイルバッテリーということに変わりありません。
外出先ではモバイルバッテリー、家では充電器として使いたいのであればAnkerのPowerCore Ⅲ Fusion 5000はオススメですので、ぜひ検討してみてくださいね。