どうも、またざ(@mata011z)です。
毎年、ヨーロッパで開催されるプロのロードレース「ジロ・デ・イタリア」「ツール・ド・フランス」「ブエルタ・ア・エスパーニャ」の各ステージは、1日100km以上走るそうです。
そんな過酷なレースで使われているロードバイクですが、日本では通勤や通学、それにサイクリングといろんな使い方をされています。
私自身、レースにはほとんど参加せず、専ら長距離を走るロングライドがメインです。しかも最近は1泊2日以上の自転車旅行にハマっています。
1日100kmほどのロングライドであれば、2017年3月にご紹介した「オルトリーブ サドルバッグM」で十分です。詳しくは…ORTLIEB(オルトリーブ)の「サドルバッグM ストレート」を取り付け。輪行袋も入る容量と普段入れている中身をご紹介。
しかし1泊2日以上の自転車旅行ともなると荷物も多くなり、「オルトリーブ サドルバッグM」ではもの足りなくなってしまいました。
迷った挙句、購入したのがワンランク上の「オルトリーブ サドルバッグL」でした。
そこで今回は、「オルトリーブ サドルバッグL」を選んだ理由とその中身も含めてご紹介します。
また1泊2日以上の自転車旅行を計画されている方の参考になればとも思います。
目次
オルトリーブ サドルバッグLを選んだ理由
シルエット

まずはやはり格好良さです。
ロードバイクのシルエットは実にシンプルです。1日100kmほど走るときに使っている「オルトリーブ サドルバッグM」を選んだときと同じように「たくさん入るけど、大き過ぎない」が一つ目の理由です。
共通性

共通性のないものは極力買わないようにしています。
「オルトリーブ サドルバッグM」を購入したときに、サドルのレールに専用のアタッチメントを取り付けました。
オルトリーブのサドルバッグに付いている金具は全て共通化されています。しかもサドルのレールに専用のアタッチメントさえ取り付けてあれば、各サイズのサドルバッグをワンタッチで交換することができます。
これが二つ目の理由です。
使用用途を分けることができる

「サドルバッグはもう持ってるし2つ目って必要なの?」って思われる方もいると思います。
でもちょっと待って‼︎
1泊2日の国内旅行で使ったスーツケースを使って、7泊8日の海外旅行に行くことはありませんよね。
断然、1泊2日の国内旅行よりも荷物が多くなるので、スーツケースを買い足すと思います。
サドルバッグも同じです。用途に合わせて使い分けができるようにサイズ展開がされている。
これが三つ目の理由です。
オルトリーブ サドルバッグLを使用

三つの点が全てクリアできていたので、「オルトリーブ サドルバッグL」の購入に踏み切りました。Lサイズのいいところは、容量がMサイズの1.3Lと比べて倍近い2.7Lになるところです。しかも330kgと軽量。そしてなりより嬉しいのが完全防水なところです。
8kgのロードバイクにプラスしても8.3kgなので、それほどシビアになるほどの重さでありません。リュックサックを背負って辛い思いをするよりいいと思います。
しかも完全防水なので、バッグに入れたものが濡れないのがいいです。
寸法
Lサイズのカタログ数値は、高さ10cm×奥行き23cm×横幅7cmから16cmです。ちなみに、Mサイズのサドルバッグに入れていたモンベルの輪行バッグ(高さ6.5cm×奥行き6.5cm×横幅17.5cm)も、余裕で入りました。
Mサイズ同様、こちらも横幅は最大で約17cmはあると考えていいと思います。
付けてみた感じ

ネットのレビューを拝見していると、脚があたると書いてあるのを見かけましたが、脚の短い自分は全くあたることがありませんでしたw
LサイズのサドルバッグもMサイズと同じように「ライム」「シグナルレッド」「スレート」「オーシャンブルー」の4色展開なので、お持ちのロードバイクと色を合わせることもできます。

Mサイズのサドルバッグと同じように、ロードバイクに固定する時は付属のアダブターとベルトを使います。バッグ側の金具は位置を動かすことが可能なので、最適な位置や角度に調節することが可能です。
シートポストに巻きつけるベルトについても、エアロ形状のシートポストでも問題なく巻きつけることができます。
オルトリーブ サドルバッグMと比較

Lサイズのカタログ数値は「高さ10cm×奥行き23cm×横幅7cmから16cm」。対してMサイズのカタログ数値は「高さ9cm×奥行き14cm×横幅7cmから12cm」となっています。現物を比較しても高さはあまり変わりません。
しかしLサイズのほうが奥行きは9cmほど長いため、多くのものを入れることができます。

ロードバイクに取り付けたときの写真です。両方とも装着したときの感じは悪くありませんでした。若干Lサイズのほうが後ろに長くなりますが、サドルバッグが泥除けの役割をしてくれるので水はねから荷物を守ってくれます。
サドルバッグに詰め込んだもの

1泊2日以上の自転車旅行は、ほとんど毎日走るので天気のいい日もあれば悪い日もあります。そこで、今回購入した「オルトリーブ サドルバッグL」の中には100km走るために必要なものに加え、悪天候や不足位のトラブルに対処するためのものを入れることにしました。
パンク修理に必要なもの

1泊2日以上の自転車旅行とはいえ、パンクしたとき周囲には自転車屋がないと考えられるので、パンク修理に必要なものは全て持っていきました。
- 軍手
- 交換用チューブ
- パンク修理キッド
- タイヤレバー
- CO2ボンベセット
ちなみにパンク修理に必要なものについては、「オルトリーブ サドルバッグM」に入れていたものをそのまま移し使っています。
雨対策

旅行中、晴れの日が続くとは限らないので多少の雨でも走るためのものを用意をしました。
- レインウェア
- レインシューズカバー
- レインヘルメットカバー
- 防水グローブ
これだけ揃えておけば、多少の雨でも走ることができます。
輪行対策

ここ最近の気象をみると集中豪雨が非常に多く、雨対策をしていても走ることができないのではないかと思うようになりました。また雨以外にも、何らかのトラブルによってロードバイクが走行不能になる可能性も考えられます。
そうなった場合に備え、公共交通機関で輪行できるように輪行バッグは常に入れておきました。
感想・まとめ
3泊4日の自転車旅行終えての感想ですが「オルトリーブ サドルバッグM」同様、「オルトリーブ サドルバッグL」はとても使いやすかったです。
さすがオルトリーブですね。
どこが使いやすいかと問われれば、開き口が広く取り出しやすい、Mサイズに比べて容量が2倍になり多くのものが収納できるようになったところですね。
開き口が広く取り出しやすいと、入っているものが取り出しやすいので時間を短縮できます。また容量が2倍に増えたおかげで、Mサイズのサドルバッグでは入りきらなかったものを入れることができ、予期せぬトラブルへの対策も多く行うことができました。
自転車旅行は自分の足を使って回る旅行です。身体に重たい荷物を背負うことなく走るためにもサドルバッグは必須。
身軽に、そして気軽に自転車旅行を楽しみましょう!!