いよいよ愛知県も梅雨入りの発表がありました。これからジメジメ蒸し蒸し、嫌な季節が続きますね。
さて、2018年5月20日(日)の堺ステージをスタートに5月27日(日)の東京ステージまでの全8日間の熱戦を終えた「NTN presents 2018 ツアー・オブ・ジャパン」。
昨年の自分は南信州ステージの観戦後、ロードバイクの熱気と興奮に酔いしれ、毎週TOJと同じコースをトレースして、走りにいってしまいました。
今年はまだ走れてないのですが、昨年6月にTOJの「いなべステージ」と市内をサイクリングしてきたので、ブログに載せたいと思います。
後で気づいたんですが、いなべステージの周遊を逆にまわっていました。
またリベンジしなくては。
目次
いなべステージ(12.7km)といなべ市内サイクリング(39.8km)
ルート
※ルートラボのデータはダウンロード・使用可です。
TOJの「いなべステージ」はパレード3.1km+127.0kmの130.1kmあります。今回はこのうちの周回コースを走ります。もちろん1周だけです。
その後はいなべ市内をサイクリングしてきました。
いなべステージへの道筋
スタートは三岐鉄道の三里駅です。
理由はガーミンのスタートボタンを押すのを忘れていたからです。本当は近くにある「大安スポーツ公園」の駐車場に車を止めて、そこからスタートをしました。
いなべ市はたくさん公園があるので、車に自転車を載せて公園の駐車場に止めて、サイクリングを開始することができるので、とてもありがたいです。
ちなみに三岐鉄道では「三岐線大矢知駅~西藤原駅間の各駅」で、電車に自転車を無料で持ち込んで乗車できるサービスがあります。
サイクルトレイン便利。
三里駅からは国道355号線を使いました。道路は広いですが、車が多かったです。
そのため員弁川にかかる橋から脇道に入り県道615号線・614号線・107号線を使うことを選択しました。
このあたりは田んぼや畑がいっぱいあって、走っていて気持ち良かったです。
いなべステージ

上川原橋を越えるといよいよTOJの「いなべステージ」周回コースのスタートです。大会は時計周りですが今回は反時計周りになっています。
コースは、ゴルフ場がある山を周回する前半は上り後半は下りといった感じです。
上川原橋の標高は108m、山岳地点の標高は301mなので標高差は193m。距離は約7kmでしたので計算すると平均勾配約2%といったところです。南信州ステージの周回コースよりは緩やかです。でもかなり足を削りました。
上りの写真が全くないのも、そのためです。

その代わり、下りで撮ってきた写真は多いです。
まずはカカシを模様した応援団。手に応援グッズを持っています。よく見ると「キナンサイクリング」と書いてあります。
「ツアー・オブ・ジャパン」では各開催地にホームチームを設けて応援しているんですが、ここいなべ市では「キナンサイクリングチーム」をホームチームとして応援しているんですよね。
こう地域をあげて応援しているところが「ツアー・オブ・ジャパン」のいいところですね。

次の写真は田植えが終わった田んぼです。梅雨入り後のサイクリングでしたが、晴れていたので良かったです。普段はビルが多く立ち並ぶ街にいても、こうして緑の多い街に出かけることができるのはいいですね。

いなべ市は鈴鹿山脈に囲まれているので、山が多いです。この山並みを眺めながらの下りも最高でした。
車の往来もほとんどなくて道も広い。さらに脇道に入ればホント静かです。
いなべ市内サイクリング

TOJ「いなべステージ」の周回コースを走ったあとは、いなべ市内をぐるぐるサイクリング。
写真は員弁川の堤防沿いにある員弁川遊歩道です。春には桜が満開に咲きます。川のせせらぎも聞こえてきて、のんびり走ることができる場所でした。

建物ひとつなく見上げれば高い空。一直線に伸びる道。
スピードの出し過ぎには注意ですが、スプリント地点ですね。
さらに員弁川沿いを走り大泉橋で折り返して、大安スポーツ公園へと戻りました。
温泉と夕食
阿下喜温泉あじさいの里

サイクリング後の温泉は健康増進施設「阿下喜温泉」です。入場料は平日550円・休祝日650円です。モンベルクラブ会員証を提示するとタオルが頂けます。
温泉はかけ流しのアルカリ性温泉で、内風呂と露天風呂があります。自分が入ったときは40℃前後とちょどいい湯加減で、体の疲れを癒すことができました。

施設外にはサイクルラックもありますので、ライドやサイクリングの途中でも気軽に立ち寄ることができます。

施設内には喫茶・レストラン「ボン・アペティ」があります。
新そばには時期外れですが「いなべ産そば定食」を注文。いなべ市は三重県一のそば処で、毎年11月ごろには市役所員弁庁舎の駐車場で、「いなべの里新そば祭り」が開催されているそうです。
そばといえば長野のイメージが強い自分、今年の秋にでも行ってみようと思います。
さて「いなべ産そば定食」のそばの味ですが、しっかりとしたコシとスルッとした喉越しが良くて、とても美味しかったです。他にもサクサクの天ぷらが付いてきたりと、とても大満足でした。
三重県のそば定食恐るべし。
感想・まとめ
TOJ「いなべステージ」の開催地いなべ市は、サイクリングに最適な場所でした。
周回コースは上りが辛いものの、山岳地点まで到達した時の達成感は最高。必死に上ってきた者だけが味わえる、最高の景色を見ることができました。
そして何よりTOJの開催地ならではの応援風景。いなべ市は2014年からの開催と新しいですが、熱の入りようはどの開催地にも負けていませんでした。
道路の広さ、そして見上げれば高い青い空。
こんな素晴らしいまちで、いつまでもサイクリングを楽しめたらいいですね。